チームコンディショニング

人がチカラ

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成長する組織と衰退する組織の違い

様々な業種の企業に出向き、そこで働く人達の「本音」をお聞きすることから始まるのが、私たちの仕事ですがなかなか人は「本音」を言ってはくれません。私達との間に信頼関係が育まれなければ、働く人達の「本音」を聞くことは出来ないのです。その為に、私たちは繰り返し繰り返し「質問」を行い職場での「事実と真実」を引き出そうとします。事実は「事の起きた結果」であり、真実は「事が起きる要因」がそこにあると考えるからです。

そして、おもしろい事に、
成長する企業には成長する「要因」があり、衰退する企業には衰退する「要因」が必ずあります。

業種は違うがクライアントを調査した結果、その要因が「人間関係」だという結果も出ています。

どんなに広告費用をかけて集客しようが、
どんなにロボットやシステムを導入しても、

そこで働く人達の関係性がスムーズでなければ費用対効果は低くなるばかり、
逆に、広告宣伝費もロボットもシステムも導入する資金が無い会社でも、そこで働く人達の関係性がスムーズなら
ローテク・アナログでも費用対効果の高い収益性を構築出来ているのです。

では、職場での人間関係において、どのような仕組みがあればより良い関係を育めるのでしょうか?

 

ミステイク(まずい判断・不注意)

どのな事を進めるにも「ミス」は付きものです。
もちろん、「ミス」をしないように個人がしっかり仕事をする事はもちろんですが、
それでも「ミス」は起きるものです。

そして、その「ミス」は誰にでも起きるものです。

成長する企業にあって、衰退する企業には無いもの…として
1つあげれることは、この「ミス」に対しての反応です。

衰退する企業は、誰かがミスしたとき、そのミスした人を「責める」。
バカにしたり、大声で怒鳴ったり、
その人の人格を否定したり、
関係の無い親を批判したり、
範疇を超えた責任を取らせようとしたり、

起きてしまった「事」に対する反応ではなく、起こしてしまった「人」にフォーカスしている。

成長する企業は、起きてしまった事へは素早い対応を行い、
起こしてしまった人には、しっかりヒアリングを行い。

次、自分も含めた他の人がミスしないようにするにはどうしたらいいのか?
失敗の経験を工夫に変えるアクションがあるのです。

ルールやマニュアルを作成する会社はたくさんありますが、そのルールやマニュアルが現場主義になっていなかったり、働く人達にとって「不都合」な事を無理矢理押し込んでいたり、誰かにシワ寄せがいくようなものであったりすると、本当の意味での「問題提起」が出来なくなってしまいます。

失敗は成功の素…
せっかく出て来た「事象」を活用しない手はありませんよね。

 

トランジション(偏移・変わり目)

ミスが起きた時は、急な対応が求められます。
普通の流れでは起きない事ですから「イレギュラー」な対応です。

最初から人員も工程も余裕があるならイレギュラー対応もスムーズに行えるかもしれませんが、今の仕事も限られた人員で行っていて、人員に余裕が無ければ瞬間的にも1人で2人分の仕事をこなさなければいけないようになります。このような状態に陥った時に必要なのはトランジションに対応する「マインド」です。

(トランジションとは変わり目という意味ですが、スポーツでも試合中に攻守の流れが変わる時がありますね。サッカーやラグビーなど広いフィールドプレースタイルの競技では見ている我々も解り易いですね。)

このマインドをしっかり持てるようになっていないとチーム内で「不満」が高まり、ミスした人を責めるだけの衰退する組織に陥ります。
では、どのようにして「マインド」を手にすればいいのでしょうか?

 

リカバリー(復帰・回復、取り戻す)

それは、ミスは起きるもの・誰もがするもの・早くリカバリーする。
この3つをセットに理解することです。

ミスが起きるものと理解していればミスが発生しても慌てる必要がありませんね。
そして、誰にでも起きる事だと理解していればミスした人を責める必要が無いという事も理解でしますね。

重要なのは、この起きてしまったミスに対してどうアプローチするのか?
このアプローチの仕方で真価が問われるのです。

ミスが起きた時に、一瞬「ぼーっ」としてしまったり(頭も身体も停止状態)、見て見ない振りをして逃げたり、
ミスした人に「なんでミスしたのか?」と愚問を言い続けたり、これらすべて堂々巡りなだけであって、何も建設的に物事は進んで行きません。

ミスが起きたのなら、その次へとアクションを起こさないと小さなミスが致命傷になってしまう事もありますから…

リカバリーの大切さを全ての人で共有しておく必要がありますね。

 

ディシプリン(規律・統制)

これらの流れをスムーズに行うには、組織内に強い規律が必要です。

これは、価値観の違う人の集まる組織ですからそう簡単に出来上がるものではありません。
しかし、重要な事なので必ず作り上げる必要があります。

様々なビジネスパーソンが、
組織において重要な「ディシプリン」を育む事に強い壁を感じています。

実際にミスが起きた時に想定していた動きが出来ないし、
連携も上手くいかない、一人一人の認識の落とし込みが甘かったり、
対応するスピード感が違ったり、
報・連・相がチグハグだったり、
指示命令系統が統一されていなかったり・・・

これら様々な問題が発生するのは、組織内のメンバー全員の「目的意識」が共有されていないからなんです。

自分達は、何のためにこの仕事をしているのか?

自分達の組織の「存在意義」を確認しあう必要がありますよね。

そして、その存在意義に対して

個人として共感出来るのか?出来ないのか?

共感できるなら、一緒に進もうとする仲間と共に「切磋琢磨」しながら進む事で、

共鳴し合い…

より、レベルの高い次元で仕事を進めれる組織になれるんですね。

こういう組織が、一時的に成長するのではなく
成長し続ける組織としてより一層強みが増してくる組織になるんですよね。

ミスは起きるもの、誰もがミスをする、早くリカバリーする。

ミスを起こさないようにするのも
ミスが起きてもリカバリー出来るのも

組織のディシプリン(統制)が重要です。

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